題記の件についてDNSレコードを追加設定しましたので、備忘として記載します。
DKIMを有効にするために
送信ドメインを管理するDNSサーバに署名に使う公開鍵を登録する必要があります。
(送信ドメインは仮にtest.comとします)
まずは秘密鍵と公開鍵のペアを作成します。
今回はクラウドサービスのメールシステムを利用していたので、
そちらでガイドに沿って鍵を作成。
作成するときにセレクタとして任意の文字列を指定します。
※セレクタの文字列は仮にdkimtestとします。
-------------下記の通りDNSレコードの追加設定--------------
・ドメイン
test.com
・名前
dkimtest._domainkey.test.com
・TYPE
TXT
・VALUE
"v=DKIM1;(省略可) k=rsa;(省略可) p=公開鍵のデータ
-----------------------------------------------
指定タグの説明
・v (Keyレコードのバージョン番号:指定する場合は「DKIM1」になる。省略時も「DKIM1」である。指定する場合は、レコードの最初に記述する)
・k (鍵の形式:電子署名の作成の際に利用できる鍵の形式を指定する。DKIMでは現在、RSA形式のみサポートしており、省略時は「RSA」になる )
・p (公開鍵データ:公開鍵のデータを保持するタグ。鍵データはBase64でエンコードする。また、値が指定されない場合は、該当の鍵が無効になっていることを示す)
※省略不可
・t (フラグ: フラグを指定する。コロン“:”で区切り、複数指定することができる。指定できるフラグには「y」と「s」がある。「y」は、DKIMの運用が試験モードであることを示す。yフラグがある場合、受信者は認証に成功したメールとそうでないメールを区別して処理してはいけない。「s」が指定されている場合、iタグに指定されたアドレスの@(アットマーク)から右のドメイン名はdタグに指定された値と一致する必要がある。省略時はフラグ無し)
その後テストメールを送信しメールヘッダ情報を確認。
dkim=passとなっていました!(^^)!